vol.9 昭和のビル街
続いては、昭和のビル街をご紹介します。
昭和のビル街は、③大都会をつくろうとは異なり、昭和40~50年代をイメージした中小都市の街中を再現したものです。
地面に視線を落とすと、いかにも繁華街、といった光景が。
すこしガラの悪そうなお兄さんが徘徊しています。
無秩序な雑踏という感じです。
実際には、いくらなんでもここまで雑然とした街は存在しませんが。
焼き芋の屋台。寒い季節にはうれしいですよね。
路上の一風景。むこうにみえる小高い山がアクセントになってます。
ゴミゴミしていて、お世辞にも洗練されているとは言い難い街並みに
なんともいえない哀愁を感じませんか。
こういう、どこの町でも見かける路地裏を表現してみたかったんです。
何の変哲もない光景が、実にいい!
概要
昭和のビル街(2011年6月製作)
曲線部分のレイアウト。
トミーテックの「昭和のビル」「消防署」などを使用。
製作記
残念ながら、このセクションにも制作記録はありません。
写真も携帯のです。
ここがカーブの中間地点(角の部分)です。
実際にこんな急カーブがあったら、危なくて仕方ありません。
こちらがカーブの反対側になります。
高架線路の下は、どうしたものか、いつも悩むところです。
このセクションは、都市部のビル街を制作してみようと思い立ってつくったものです。
ちょうどトミーテックから「昭和のビル」が発売されたので、それらをメインに据えて、微妙に下町っぽい商店街を配置することでやや古めの時代設定に合うよう心がけました。
全体としてストラクチャーが密集しており、配置のバランス感覚が問われるところです。
年の瀬は鉄道模型で楽しみます。 pic.twitter.com/hxpJ8kTrMw
— 板垣勝彦 (@itagaki_katsu) December 31, 2019
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