vol.1 お寺と宿場町
最初にご紹介するのは、お気に入りの「寺院と宿場町」です。
古寺巡礼ではありませんが、寺院と宿場町の佇まいには、人の心をほっとさせる落ち着きや安らぎが備わっています。
春を迎えた寺院と宿場町の様子から、そんな雰囲気を味わってもらえたら幸いです。
春を迎えて、寒い冬を堪え忍んだ植物たちも、一斉に芽を出しました。

この夫婦は、御先祖様のお墓参りでしょうか。
春のお彼岸の季節に合わせて、お墓参りに訪れる人も多いようです。

観光客でにぎわう門前町。
かつての宿場町の面影を残すこの町は、ちょっとした観光スポットになっています。

老舗の蕎麦屋さん。全国から目当てにやってくる観光客が後を絶ちません。

概要
寺院と宿場町(2012年3月製作)
曲線部分のレイアウト。
ジオコレの「寺」「甲州街道」を使用。

製作記
構想段階。スタイロフォームを削って地形をつくり、お寺や建物を配置します。

白く見えるのは紙粘土です。
実物よりも相当カーブは急なので、いかに自然に見せるかがポイントです。

黒く見えるのはビニールハウスの土台。
茶色いのは、畑を表現するシートです。

ちゃんとお墓も再現したんですよ。
こういう細かいところまで作りこむのが、快感なんです。

草木は、スポンジのような素材をちぎっては貼り付け、こういう細かちぎっては貼り付けて、表現します。

田んぼは、人工芝を加工したものです。
あとは桜の木や人形を配置すれば、完成です。

お気に入りのセクションのひとつ。
実際にはあり得ない急カーブなのはさておき、古寺の風景を近代的な新幹線が走り抜けるようすは、爽快です。

仕事を一休みしてお花見中でしょうか。
なんとなく、うちの父をイメージしました。

E3系「つばさ」とE2系「やまびこ」が連結して通り抜けるシーンです。
板垣 勝彦さんの投稿 2019年3月29日金曜日





















