vol.8 秋の渓谷
続いては、秋の渓谷をご紹介します。
秋の渓谷は、山梨で自然豊かな紅葉にふれた経験から、川沿いの温泉で観光客がくつろぐ穏やかな秋の風景を演出してみようとして作成しました。
ウッドランド・シーニックス社の「ファインリーフフォーリッジ」が大活躍です。
紅葉が売りの温泉旅館に、一組みの親子連れが到着。
女将さんも出迎えに大忙しです。
すでに浴衣に着替えた別の家族客が、紅葉狩りを楽しんでいます。
風情がありますね~。
この人たちは、山菜取りでしょうか?毒キノコにはお気をつけて。
こちらでも山菜取り。ツキノワグマなどが出てこないように。。。
渓流釣りをしていますね。
海でも川でも、釣り人は定番の情景です。
E721系です!どうやら、ここは東北本線の沿線のようです。
ちなみに、下にみえるのは釣り堀です。
釣り堀にきて、親子で釣りに興じる人たち。
秋は行楽にうってつけですね。
こちらでは、落ち葉でたき火をしていますね。
のどかでいいもんです。
概要
秋の渓谷(2012年12月製作)
直線部分のレイアウト。
トミーテックの「釣り堀」「温泉旅館A」を使用。
製作記
まずは、全体の構図の確認です。
意外と釣り堀が大きいんですよねぇ。
左側が釣り堀、右側が温泉旅館。
真ん中の溝には川を通します。うまくいくか、ドキドキです。
さらに試行錯誤のくりかえす。
スチレンカッターで、スチレンボードをざくざく削っていきます。
プラスターの盛り付け。
今回は過去最大規模のプラスター量ですよ。
ここで、河原を制作します。
砂利を敷き詰めて、川面にはグレインペイントアクアの「ブルーグリーン」を塗ります。
ここで、草の下地となる緑を塗り、カラーパウダーを撒きます。
紅葉の風景とはいっても、下地の大半は緑なので…。
さて、樹木を植えたら、、、こんなふうになりました!
思ったよりも仕上がりが綺麗で、満足です。
むこうから583系(国鉄色)が!
秋のイベント列車でしょうか。
沿線の鉄道ファンからも大注目!……のはずですが、みんな紅葉にむちゅうで、気付いていないようです。
ええい、SLばんえつ物語号ならば注目せざるを得まい!
板垣 勝彦さんの投稿 2019年3月29日金曜日
寺社のセクションと連続させると、雰囲気が出てきます。
組み合わせ次第で、いろんな景色が楽しめます。
こんどは255系「房総ビュー」が!。
海の青、砂浜の白、菜の花の黄色を表現した車体は、紅葉の中で異彩を放っています。
最新型の新幹線も、紅葉の景色に良く似合います。
まずはE2系「やまびこ」から。
板垣 勝彦さんの投稿 2019年3月29日金曜日
続いては、H5系「はやぶさ」。緑の車体が紅葉に映えます。
紅葉を切り裂くH5系はやぶさ #はやぶさ pic.twitter.com/bG3gs6nOEG
— 板垣勝彦 (@itagaki_katsu) May 14, 2019
さらにはE6系「こまち」。鮮やかな赤色の車体が紅葉と重なり合います。
秋の紅葉とE6系こまち #こまち pic.twitter.com/hVVwYBc0wc
— 板垣勝彦 (@itagaki_katsu) May 14, 2019
E7系「かがやき」は、青を基調とした車体ですてきです!
IMG_6036
このセクションは、自然豊かな山梨の温泉地を訪れたことがきっかけで、構想を練り始めたものです。。
ウッドランド・シーニックス社のリアルな樹木を用いれば、むずかしい紅葉の風景も、手軽に再現できるようになりました。
技術の進歩ってすばらしいですね。
ストラクチャーは最小限にとどめており、ジオコレの釣り堀や、温泉旅館などにとどめています。
温泉旅館は、ある種の観光施設みたいにもみえますよね。
紅葉の風景は本当にむずかしい!
悪戦苦闘の結果を、ぜひご覧ください。
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