vol.6 バスを走らせよう
続いては、バスが走る様子をご紹介します。
きっかけは、「バスコレ走行システム」を購入したことにあります。
バスに動力ユニットを組み込むと、道路の上を走るんです。。
ただ、ジオラマ制作上の難点が。
30cm×60cmのレイアウトボード上のほとんどを道路が占拠してしまい、
建物配置の自由度が限られる点です。
街の目抜き通り。客待ちのタクシーが停まっています。
むこうにみえるバス停と路線バス、わかりますか?
一角には、緑豊かな公園があります。わかりにくいですが、中学生がランニングしてます。
水色のジャージを着て走っているのが、それです。
高架線の裏側はこんな感じ。道路しか走ってないじゃん、とか言わないように。
ちょっと引いたアングルでみれば、ちゃんと車も走っていてそれらしいでしょ。
すこし上空から。「鳥の視点」とか「鳥瞰」ってやつです。
イメージは東京の郊外です。
走っているのも都営バスですしね。
以上、「バスを走らせよう」でした。
バスを走らせるための道路配置が最大のネックでしたが、なんとかうまくごまかせたようです。
200系H編成は平成初期の名車です pic.twitter.com/c5mNHENq8G
— 板垣勝彦 (@itagaki_katsu) April 1, 2019
概要
バスを走らせよう(2012年11月製作)
直線部分のレイアウト。
トミーテックの「バスコレ走行システム基本セット」を使用。
製作記
まずは、道路の高さ(5mm)に合わせて、スチレンボードを切り出します。
この作業が、実に厄介です。
建物を仮配置します。
留意すべきは、バスが走行中に建物とぶつからないようにすることです。
苦心の甲斐あって、道路とほかの地面との段差はなくなりました。
そのかわり、奥のガード下建物が地盤沈下してますけど…
地面をグレー系の塗料で塗装します。今回はラッカー系の塗料を使ったのでシンナーのにおいが家族に大不評…
なお、目立ちませんが建物の基盤部分のスチレンボードも切り抜いています。
建物を配置します。
今回からは、ジオコレの他に「さんけい」の「みにちゅあーと」も使用しています。
左端にみえる丸っこい白い建物(眼鏡屋さん)がそれです。違和感がないでしょ?
高架線路を配置して、地面をつくりました。
ほぼ完成ですが、まだまだ仕上げが残っています。
たとえば、この消防署前の構図。
これで十分なようにも感じられますが…。
電柱や人形を配置し、樹木を植えたところ。
雰囲気がガラッと変わりますよね。
このセクションは、とにかく町の中にバスを走らせることを目標につくりました。
なので、レイアウト制作上の制約は非常に大きいものでした。
最終的には、楕円形(オーバル)の道路の内側に建物を密集させる、という方法でそれらしく見えるようになったと思います。
ストラクチャーは、トミーテックの消防署、駅前商店、昭和のビルなど、あいかわらずジオコレ製品が中心です。
変わり種としては、地下鉄入口とか、駐輪場も用いています。
やはりバスが走るのは、見ていて楽しいですね。
姪っ子がニコニコしながらバスを掴んで持ち上げてしまうのがネックですが…
そう簡単に壊れるものではないので、させたいようにさせています・・・。
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