vol.5 海岸の風景
続いては、真夏の海岸の風景をご紹介します。
実際にこんな急な崖を走る線路はありえませんが、ジオラマならではの、絵のような風景を再現しました。
上の教会では(この暑いのに)結婚式が行われ、下の海岸は、親子連れでにぎわっています。
わりと女性に人気のあるセクションです。
そんなのどかな情景を切り裂くように、オールドファンには堪らない583系特急電車(しかも国鉄色)が!
走り抜けていく特急電車。
ある意味、実際にはありえない光景を再現できるのも、模型の魅力です。
実際に動画で見てみると、この電車には怖くて乗りたくないです。
板垣 勝彦さんの投稿 2019年3月29日金曜日
以上、「海岸の風景」でした。
概要
海岸の風景(2011年2月製作)
曲線部分のレイアウト。
トミーテックの「教会」「海の家」を使用。
製作記
じつは、この区間のスタイロフォームの切り出しは、vol.15 山中の渓谷と対になっています。
線路を敷いて、バラストを撒き、芝生を敷いて、着色します。
基本的な手順は、牧場の風景と同じです。
ただ残念ながら、これを制作した頃は、あまり制作過程を記録にとどめていないんです…。
写真も携帯で撮影したものを拡大しているので、ピンぼけです。
海岸上部の台地には、ジオコレの「教会」を置いてみました。
まるで西洋のおとぎ話みたいな光景になりました。
海は、青系の絵の具で下地を塗った後に、グレインペイントアクアで。
表面を塗ってテカテカにします。仕上がりはとてもきれいです。
このセクションが、本格的な地形の作成に挑んだ最初の作品です。
海岸の崖を切り出して、プラスターを塗り付け、そこに塗装して、パウダーを撒き、草花や樹木を植える、という作業に初めてチャレンジした思い出の作品です。
ストラクチャーは、トミーテックの教会と海の家のみで、これまた実にシンプルです。
そんなに制作に苦労しなかった割に、見栄えがよく、評判も上々な、お気に入りのセクションです。
海をまだ見たことのなかった甥っ子が、海をみて、「あ、ぷーるだぷーる!」とはしゃいでいたのが可愛らしかったですね。
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